3面運動とは?

今回はファンクショナルトレーニングの5つの原則の4つめ「3面運動」について
ご紹介します!

そもそも「3面運動」の「3面」とは?何かというと、
①矢状面
②前額面
③水平面

のことを言います。

①矢状面
身体を左右に分ける面のこと
トレーニングはもちろん、多くの動作の基本はこの矢状面を中心に成り立っています。
お辞儀や自転車をこぐ、スクワットやランジなども矢状面状の動作にあたります。

②前額面
身体を前後に分ける面のこと
手を左右に振る動作、サイドランジやサイドベント動作にあたります。

③水平面
身体を上下に分ける面のこと
振り返って物を見るとき、ロシアンツイストなど身体を捻る動作にあたります。
そしてこの水平面が一番怪我が起こりやすい面でもあります。

そして私たち人間がおこなう全ての動作を見てみると、必ず3面で動作がおこなわれています。

例えば”歩行”
一見腕を前後に振って、足を前から後ろにと①矢状面での動きだけに見えますが、
実際は、、、、、、
①矢状面→足の動きと腕の振り
②前額面→片足での体幹の安定
③水平面→胸椎と股関節の動き
と、3面で歩行動作はおこなわれているのです。

このように私たちの日常生活の中の動きでも3面運動は起こっているのです!
基本的には矢状面の動きが多いですが、前額面・水平面
3面に対してトレーニングをおこなうことで、
より機能的に動きやすいそして動けるカラダへと繋がっていくのです!

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