重力という負荷

「長年動けるカラダづくり」をコンセプトにしている当店でおこなう”ファンクショナルトレーニング”

そんな”ファンクショナルトレーニング”の5つの原則のひとつ「重力の利用」についてご紹介します。

私たちが地球上で生活する中で避けられない”重力”
歩くときも走るときも、常に地面に向かって重力は働いています。
つまり私たちは重力という負荷に逆らいつつ、立位姿勢でカラダを動かしているのです。
ということは、重力に抵抗できるカラダづくりが必要になってきます!

例えば、クランチとフロントブリッジ
どちらも有名なお腹を使うトレーニングですが、ファンクショナルトレーニングに用いるとしたら
どちらをおこなうべきでしょうか?

答えはフロントブリッジになります。
仰向けでのクランチも大きく筋肉を動かす立派な腹筋種目ではありますが、腹筋の本来の機能である立位での体幹固定を考えると
機能的とは言えないのです。
機能の向上・重力に抵抗できるカラダづくりが目的となるとうつ伏せでの「フロントブリッジ」をおこなうべきです。

重力に負けてしまえば姿勢は崩れ、肩こり腰痛などの様々な不調へと繋がってしまいます。
日常生活の中で重力がかかっていることを意識してみるだけでも、姿勢や動作は良くなるかもしれません!