自分の身体は自分でしか動かすことができない!!
今回はストレッチとトレーニングをなぜ組み合わせてS LIFEではコンディショニングを行っているのかについてお話しします。
例えば、反り腰の姿勢で腰痛で悩んでいる人の身体を見てみましょう。
反り腰とは、骨盤が過度に前傾していることをいいます。
●伸張している筋肉・硬縮している筋肉は以下の画像から
反り腰姿勢の場合、腰痛はもちろん足が後ろに引きづらい(股関節を伸展)・つま先重心による足首の可動域の制限のため、よくつまづいたり・転倒のリスクも高まってしまいます。
また股関節を使えない分膝を使いすぎてしまうため膝痛にも繋がってしまうのです。
骨盤の過度な前傾を改善するためにストレッチをして柔軟性を高めましょう!
それだけでも確かに一時的に反り腰姿勢は良くなります。
ただ、私たちは普段の生活の中で歩く・立つ・階段の昇降など身体を常に動かしています。
そして誰かに身体を操られているわけではなく、自分の身体を自分で動かしています。
ではストレッチをしただけで身体を動かしたときに骨盤は過度に前傾しないでしょうか?
股関節が使えず膝ばかり使って歩いていると重心は大きくもも前にかかり、もも前の筋肉は筋長が短くなり骨盤は前へ引っ張られてしまい過度に前傾してしまい、また腰痛や膝痛などトラブルの繰り返しになってしまいます。
このトラブルのループから抜け出すためにも、正しい身体の使い方・動かし方を獲得するトレーニングを行わないといつまでたっても身体は改善しません。
マッサージやストレッチで柔軟性ももちろん大切ですが、自分の身体は自分でしか動かす事ができないからこそトレーニングも必ず行うことが重要なのです!!